悠気奏
ホーム お問い合わせ サイトマップ
まだまだお花見
梅雨きたる
冬はやっぱり
カフェラテとカフェオレ
花粉シーズン到来
あなたは右脳派?それとも左脳派?
不思議な世界
年号
検索エンジン
ドーナッツがたい焼き
第2回 「あたじけなさ」の行方
第1回 「オキ」のお話し
占い
カレンダー
恐竜博
小倉
地デジ
旅のしおり
HOME > コトコト記 > 花粉シーズン到来
「花粉シーズン到来」
朝起きると、なんだか目がゴロゴロ。
鼻の奥がむずむず。
くしゃみこそ出ないけれど、「あー。今年ももうこの時期か…」と体が教えてくれる。

スギ花粉のシーズンである。
毎年、毎年こりもせず、
「今年は大丈夫、治ったかも!」と思ってみたりする。
期待はむなしく裏切られ、徐々に症状が出てきてすぐにMAXになる。

初期には咳も出て、頭も少し痛いので「風邪かな?」とも感じるけれど、
流れ落ちる水っぱなで花粉症と確定。
2月頭から5月のゴールデンウィークまでの戦いが始まる。

そもそもこの花粉症。私は10年近いつきあいになるが、いつごろ出現したのだろう。

現代病のイメージが強い花粉症。

実は世界では、古くから症状が確認されていたようです。
1565年(一説には1533年)にイタリアで報告されたのが、現在、花粉症と呼ばれる症状の世界初の報告だそうです。

その後、1819年にイギリスの干し草を扱う農夫に見られる夏風邪の一種として詳細に報告される。1828年に花粉症の同義語としても用いられる枯草熱"hay fever"という病名が使用されるようになった。
1873年には、枯草熱の原因が花粉であると証明され、花粉症"Pollinosis"という病名が誕生した。

日本で最初に確認された花粉症は、戦後の1961年にアメリカ進駐軍が持ち込んだといわれている、ブタクサによるもの。
1964年にはスギ花粉症が報告され、これ以降さまざまな花粉を抗原とする花粉症が、次々と報告されるようになった。いまでは50種類以上の花粉症の原因植物が確認されている。

日本で花粉症が報告された1960年代は、花粉症といえばブタクサ花粉症のことで、典型的な秋の症状だった。1980年代以降はスギ花粉症が主流となり、春の症状となる。

スギ花粉症は日本特有のもので、戦争で焼け落ちた山々に植えられた大量の杉(人口林)が、数十年というときを経て大量の花粉を飛散するようになったのが原因と言われている。

政府でも、「花粉症等アレルギー症対策議員連盟」ができたり、ここ数年で花粉症対策の予算を急激に増やしてはいるものの、成果がでるのは数年、数十年後とも言われている。

自分が産まれる前からあった症状と知ってびっくりした。

現代人の免疫力の低下も関係しているのかもしれない。

免疫力が落ちているのは人間だけではないらしく、ニホンザルや犬などの発症も確認されているようだ。

治療法として、投薬以外にレーザー治療やら注射やら・・・。
いろいろ聞かされるものの、手は出していない。

「自分の免疫力を上げる!!」

これを目標に、いつか花粉症を自ら克服しようとたくらんでいる。

参考にしてください。

花粉カレンダー