悠気奏
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「小倉」
このたびは ぬさもとりあへず たむけやま 紅葉のにしき 神のまにまに

お正月というと、この歌を思い出す。
百人一首の中で、最初に覚えた歌だ。

確か小学校1、2年生の頃。
菅家(菅原道真)の詠んだものだが、もちろんそんなことは知る由もなく、意味もわからずに歌だけ丸暗記。
『まにまに』 という響きが、なぜだか妙に面白くて気に入ってしまった。

子供の頃、正月に家族でよく百人一首のかるた取りをした。

年の離れた姉たちと勝負になるはずもなく、
せめて1枚ぐらい取りたいと、この句の札だけは自分の目の前に並べて、
このたびは〜
ときたら、嬉々として取っていた。

通称 『小倉百人一首』。
皆さんは、この 『小倉』 って何のことか知っていますか?

『小倉』 は京都の小倉山のこと。
百人一首は、鎌倉時代に藤原定家が編んだものだが、京都小倉山の山荘で歌を選んだといわれているので 『小倉百人一首』 なんだそう。

最近になってその地(嵐山の渡月橋の近く)に、百人一首のテーマパーク 『時雨殿』 ( http://www.shigureden.com/ ) ができたとのこと。

京都に行ったら寄ってみようかな。

ちなみに、つぶつぶあんこの 「小倉」 も、どうやら 「小倉山」 が語源のようだ。
あんこのつぶつぶが、鹿の体の白い点々模様みたいで、
鹿といえば紅葉、紅葉といえば小倉山
という連想から来ているらしい。

あんこの話などしていたら、鏡開きのお汁粉を早く食べたくなってしまった。

早く来い来いお正月。